バリ観光振興団体代表のバグス・スディビア氏は、バリの観光業界では既に名の知れた存在である。同氏は、バリ島を中心にインドネシア国内に6つのリゾート・ロケーション(プリ・バグス・グループ)を有しており、現在、日本をはじめとする海外のシルバー層を中心に積極的なプロモーションを展開中だ。東京には代理店もあり
(info@bagus.ws)、日本の旅行者に向けてプリ・バグスの魅力を発信している。
バグス・グループの一つであるプリ・バグス・ジャティは、デンパサールから車で1時間半ほど北上したバリ島中部の山あいに位置し、美しい渓谷の眺めが満喫できる。空気もすがすがしく、ヨガを行うには最適のロケーションだ。
自然志向のプリ・バグスには菜園や果樹園も併設されているので、レストランでは、採りたての食材を使った料理が楽しめる。自然の恵みを存分に味わえるプリ・バグスのオーガニック料理はバリ島内でも有名になっており、このレストランでの食事だけを目当てにプリ・バグスに立ち寄るパッケージツアーもある。
インドネシア人は一般的に時間にルーズだと言われるが、ドイツの大学を卒業した経歴を持つバグス氏は、時間に非常に正確で、自分が言ったことや人との約束は必ず守る。スタッフに対してもけじめを持って指導にあたるが、それと同時に、スタッフとの信頼関係を大切にし、人道的な面ではフレキシブルに対応している。このようなバグス氏をスタッフたちは尊敬し、バグス氏のもとで働く職場の人間関係を一つの大家族のように感じているという。
スタッフの一人であるマンドラ氏は、過去に転職を考えたことがあったが、皆から愛されるバグス氏の人柄への敬意と、同氏の考え方が自分の考えに非常に合うことから、辞職を思いとどまり、現在までバグス・グループでの勤務を続けている。
「バグス氏の威厳、約束は必ず守るという信条、社内でのリーダシップには素晴らしいものがあります。事業の発展のために全力を尽くしている姿には頭が下がります。部下たちに対しては、常に規律正しさを促しつつ、共に前進するという姿勢で、モチベーションの向上に努めています。このようなバグス氏のもとで働くことができるのは、大変ありがたいことです。」(マンドラ氏の話)
バグス氏の弛まぬ努力により、バグス・グループは順調に発展し続け、現在はバグス・ディスカバリー・グループのブランドネームを持ち、イリアン・ジャヤまでその事業を拡大している。
もちろん、既存のリゾートを今後さらに快適な場所にするための、バグス氏の挑戦はまだまだ続く。「ニワトリが先か、卵が先か」ではないが、
「リゾート内のファシリティを完璧にすることが先か、利用者を招くことが先か」と迷うことはないのだろうか。
バグス氏に言わせれば、そのようなことを気に病むよりも、前進あるのみ。同氏は、可能な限り、自身の所有するリゾートの質を向上させるために
、改善を図り続けている。それは全て、利用者によりよいサービスを提供するための努力であり、
今後は、日本人の感覚やニーズに合わせたサービスに焦点が当てられることになる。
同氏は、「日本人カスタマーは細部にこだわる傾向がある」ことを理解しており、これまで以上にきめ細やかなサービスを心がけていくという。
その一例として、同氏は、3ヶ月ほど前にオランダより農業の専門家をリクルートし、より快適で生産的な農業リゾートを目指して、
バグス・アグロ・プラガのコンディションの向上に取り組んでいる。
現在、バグス氏の事業は、ホテル&リゾート部門をはじめ、スパ、ウォータースポーツ、
トランスポートなど他部門に及んでいる。事業の拡大に伴って、ますます多忙になりつつある
バグス氏だが、日々の忙しさにも、ビジネスを取り巻く状況の浮き沈みにも揺るぐことなく、
地道な努力を続けている。だからこそ、バグス・スディビア氏の名は、現在バリで最も成功している人
物の一人に挙げられているのである。
Bagus Discovery
東京オフィス
有限会社 オフィス・プロモシ
電話090-3344-0529 FAX.03-5616-4200