「そのような場合は、デンパサールその他の大病院へ直ちに輸送できる態勢が整っています。車はもちろん、急を要する場合はヘリコプターで医療チームを呼ぶことも可能です。この件については、今後日本からより多くのお客様を招き入れるにあたって、私たちが最も留意していることであり、各リゾートにヘリポートを設置することを検討中です。緊急事態に備えて、幾つかのリゾートには医師が常駐し、随時診察を受けられるようになっています。ですから健康、医療面でも不安を抱くことなく、リゾートライフを満喫していただけるものと思います。」バグス氏はこのように付け加えた。
もちろん、既存のリゾートを今後さらに快適な場所にするための、バグス氏の挑戦はまだまだ続く。「ニワトリが先か、卵が先か」ではないが、「リゾート内のファシリティを完璧にすることが先か、利用者を招くことが先か」と迷うことはないのだろうか。バグス氏に言わせれば、そのようなことを気に病むよりも、前進あるのみ。
同氏は、可能な限り、自身の所有するリゾートの質を向上させるために、改善を図り続けている。それは全て、利用者によりよいサービスを提供するための努力であり、今後は、日本人の感覚やニーズに合わせたサービスに焦点が当てられることになる。同氏は、「日本人カスタマーは細部にこだわる傾向がある」ことを理解しており、これまで以上にきめ細やかなサービスを心がけていくという。その一例として、同氏は、3ヶ月ほど前にオランダより農業の専門家をリクルートし、より快適で生産的な農業リゾートを目指して、バグス・アグロ・プラガのコンディションの向上に取り組んでいる。
現在、バグス氏の事業は、ホテル&リゾート部門をはじめ、スパ、ウォータースポーツ、トランスポートなど他部門に及んでいる。事業の拡大に伴って、ますます多忙になりつつあるバグス氏だが、日々の忙しさにも、ビジネスを取り巻く状況の浮き沈みにも揺るぐことなく、地道な努力を続けている。だからこそ、バグス・スディビア氏の名は、現在バリで最も成功している人物の一人に挙げられているのである。
Bagus Discovery
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