製作記録

 

Berbagi Suamiの撮影は予定通り2005829日より開始、923日に終了した。編集は初期段階から最終段階までを通して2006222日に完了。2006323日より一般公開される。

 

撮影においては、サルマ(ジャジャン・C・ヌル)とミン(ドミニク) の撮影用には35mm、シティ(シャンティ)の撮影用には スーパー16mmが使用された。

 

サウンドトラック及びスコアリングはアクサラ・レコード社との共同制作による。

 

カルヤナ・シラ・フィルムズ社はグラメディア・プスタカ・ウタマ社と共同で、シナリオ及び映画制作裏話を収めた書籍、Berbagi Suami : Fenomena Poligami di Indonesia.(インドネシアにおけるポリガミー現象)を出版する予定。

 

 

  • プレプロダクション:                          20053月〜8
  • 撮影期間:                            2005829日〜923
  • ロケ地:                                       ジャカルタ及び近郊地域
  • 撮影フォーマット:                     35mm (70%) 及び スーパー16mm (30%)
  • 上映時間:                                  120
  • ポストプロダクション:                        200510月〜20062
  • 試写会と記者会見:                 2006315
  • 一般公開開始:                      2006323

 

 

プロデューサーよりのメッセージ

エルザ・ヒダヤット

 

Berbagi Suami は、私がカルヤナ・シラ・フィルムズの映画製作に加わった5度目の作品ですが、プロデューサーを務めたのは今回が初めてです。これまで製作してきた数々の作品を通して、私は多くのことを学び、そして「映画作りは容易ではないが、楽しいものである」ということを実感してきました。とりわけ、視聴者の方々が映画を観て感動し、評価してくださったときにはこの上ない喜びを感じます。

 

映画制作の真髄をなす非常に大切なもの、それはシナリオです。その作品が映画館で上映されるにふさわしいものとなるかどうかはシナリオで決まると言っても過言ではありません。そういう意味でも、シナリオ本が出版されることで、映画の専門家ではない一般の方々にもシナリオとはどういうものかを知っていただくよい機会になればと思います。それに今回の映画制作のプロセスや裏話もお楽しみいただけます。

 

映画制作者として私たちは今後も質の高い映画を作り続けるとともに、スクリーンの裏側の部分、つまり製作過程などについての興味深い話をも公開してゆきたいと思っています。それによって、視聴者の皆様に、映画制作とは真剣勝負で、非常に大変な作業であると同時に、楽しいものであることを知っていただければ幸いです。インドネシアの映画がインドネシア社会自体によって今後ますます評価されることを願っています。

 


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